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【注目のリリース】ソフトバンクがイー・アクセスを完全子会社化し「LTE」など拡充
■周波数帯や基地局設備など大きく効率化
ソフトバンク <9984> とイー・アクセス <9427> は1日の夕方、株式交換により、イー・アクセスをソフトバンクの完全子会社にすることで合意したと発表した。
イー・アクセスの普通株式は、効力発生日に先立つ2013年2月下旬に上場廃止となる見込み。ただ、完全子会社化の後も、「イー・モバイル」ブランドでのモバイル事業は継続する予定で、モバイル事業と固定通信事業を含めたイー・アクセスの事業の基本方針の変更は現時点で予定していないとした。
発表によると、これにより、相互の経営資源を迅速かつ効率的に活用できる体制を築くことができ、イー・アクセスは音声及びデータ通信サービスをより広範囲に提供することが可能になり、ソフトバンクモバイルは、2.1GHz帯と1.7GHz帯の両方でFDD-LTE(最新の高速通信規格)サービスを提供することが可能になる。また、基地局ロケーションの共用化や基地局の新設、移転等、短期間でのカバレッジエリアの拡大、設備投資額及びランニングコストの削減が可能になるほか、営業力の強化、バックボーンネットワークの共用なども推進される。
イー・アクセスの株価は、ソフトバンクによる買収観測が14時30分過ぎに伝えられ、26.1%高の1万9000円(3930円高)の段階で真偽確認のため売買停止となった。年初来の高値は3月につけた2万2500円。
ソフトバンクの株価は14時30分頃から一段軟化し、一時3050円(110円安)まで下げ、終値は3105円(55円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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