【株式評論家の視点】丸紅:商社株での堅調際立つ、穀物関連人気高まる、底離れも

2012年10月1日 11:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  丸紅 <8002> は3月19日に高値647円まで買われ、その後の整理は6月4日の463円で底打ち。以後リバウンドの動きに入り7月5日に552円まで引き戻し、現在はそこからのもみ合い場面。

  三菱商事 <8058> 、三井物産 <8031> などは原油価格の動きが重いことなどから、年初来の安値圏での推移となっており。丸紅の強さが際立つ。ここ個人投資家の買いが継続しているが、穀物メジャーへの変化を評価しているもので、商社株の中で選別買いの対象に位置づけられている。

  同社は食料、電力・インフラなど非資源分野を強化しており、これが安定的な収益拡大をもたらし、今2013年3月期の純利益は2000億円、前期比16%増益が見込まれている。同業他社には減益見通しの企業もあり、同社の増益はもっと評価されていいのではないだろうか。今年5月に米国穀物第3位のガビロンの買収を発表しており、穀物メジャーへの展開強化で、来期以降も増益基調が続く見通しにある。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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