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【編集長の視点】インテージ、利益確定売り後有望、類似銘柄上場で割安感が顕著に
<銘柄ウオッチ>
インテージ <4326> は、21円安の1644円と反落している。前週末28日に新規株式公開(IPO)された同社と同業態の流通業界向けの覆面調査を主力事業とするメディアフラッグ <6067> (東マ)が、公開価格900円に対して2.3倍の2120円で初値をつけ2200円まで買い進まれる高人気となったことに比較感が働き、同社の今3月期業績の増益転換予想を見直し割安、好利回りとして買い増勢となり、きょう1日は利益確定売りが先行しているが、メディアフラッグは、きょうも2415円まで上値を伸ばしているだけに、インテージにもバリュー株買いが再燃、下値から4月3日につけた年初来高値1761円を目指す展開も想定される。
メディアフラッグの初値のPER28倍台に対して、インテージのPERは9倍台、配当利回りも、50円の安定配当継続から3.0%の好利回りと割り負けが目立っている。
インテージの今期業績は、売り上げ402億2500万円(前期比9%増)、経常利益30億8800万円(同8%増)、純利益17億5600万円(同32%増)と予想されている。
市場調査・コンサルティング事業のパネル調査分野ではリニューアルしたSCI-personal(全国個人消費者パネル調査)へ切り替え、新提供システム「iーCanvas」のサービスも開始、医薬品開発支援事業では、モニタリング業務が続伸し、データマネジメント・解析業務でコスト競争力をアップさせ営業力を強化していることなどが寄与する。
株価は、前期期末の好配当利回り買いで年初来高値をつけ、全般相場の波乱にツレ安して年初来安値にあと30円と迫る1430円まで調整、足元は調整幅の半値戻し水準の1600円台を固めてきた。低PER修正、好配当利回り買いで全値戻しを指向しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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