【編集長の視点】TYO、低位値ごろ・有配・割安と3拍子揃って高値抜けへ発進

2012年10月1日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ティー・ワイ・オー <4358> (TYO)(JQS)は、前7月期業績の再上方修正をテコに9月19日に年初来高値119円をつけ、100円台固めを続けてきたが、極低位値ごろ、有配、さらに今期業績の続伸予想から割安と株価材料が3拍子揃っており、高値抜けから上値追いに拍車がかかる好展開も、秒読みに入ってきそうだ。

  同社の今期業績は、売り上げ250億円、経常利益14億円(同28%増)、純利益7億円(同37%減)と予想されている。TV-CMの大手制作会社の優位性を発揮、堅調に推移しているTV広告市場で、企画・提案力向上に向け今年2月にクリエイティブディレクションユニット「ゼロスリー」を立ち上げ、6月にブランド設計会社キャンプドラフトを設立、積極営業展開することなどが寄与する。

  純利益は、前期に繰延税金資産の調整額が、4億8400万円減少して11億2000万円(前々期比62%増)と連続して過去最高を更新したが、今期はこの税金費用の平準化から減益転換を見込んでいる。

  配当は、前期に4期ぶりに2円配当として復配したが、今期も2円配当継続を予定している。

  株価は、前期業績の上方修正、期末配当復配で100円台に乗せ、今年9月の前期業績の再上方修正で年初来高値まで上値を伸ばし高値圏でもみ合っている。低PER修正で高値抜けから2008年8月高値157円が次の上値フシとして浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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