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【株式評論家の視点】世界景気の減速懸念から新興市場優位の流れに
記事提供元:日本インタビュ新聞社
<相場展望>
今週は後半の営業年度入りとなる。従って、新規資金流入の素地はあるのだが、相場リズムが調整局面にあるだけに、相場にインパクトを与えるような買いは期待薄と思われる。円高が相場の重石になっている。日銀の金融緩和で一時的に円安に動いたが、その後はむしろ円高に転じている。10月中旬に予定されているG7では日本が歴史的円高のデメリットを訴えるものと見られており、それなりにインパクトがあればいいのだが。
世界景気の減速懸念から主力株が動きにくい状況となっており、最近はジャスダック、東証マザーズ市場に人気が回っている。今週も続いて新興市場中心の展開が想定される。信用買い残の個人の評価損率が17%とやや悪化してきている。もう少し個人投資家の手の内が好転しないと、相場の反転は難しそう。外部材料面では中国の景気対策接近との観測が流れており、中国市場が戻りに転じるようだと、日本の市場も空気が変わる可能性がある(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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