関連記事
【アナリストの眼】株価反発タイミンギ近いメンバーズ、フェイスブックで中計好望
【今、この銘柄】
企業のネットビジネスを支援するメンバーズ <2130> (名セ)注目しておきたい。株価は調整一巡感を強めており、反発のタイミングが接近しているようだ。
ソーシャルメディア関連サービスを含むWEBサイト制作・運用を主力事業とし、12年4月にはフェイスブック「認定マーケティングデベロッパープログラム」パートナーに日本企業として初めて認定され、フェイスブック・マーケティング分野に注力している。
今期(13年3月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比12.3%増の51億17百万円、営業利益が同15.0%増の2億75百万円、経常利益が同3.0%増の2億73百万円、純利益が同44.4%減の1億70百万円としている。WEB制作拠点「ウェブガーデン仙台」開設費用などで第1四半期(4~6月期)の利益は低水準だったが、フェイスブック関連を含む制作売上は順調な模様である。
中期経営計画(13年3月期~15年3月期)では、数値目標として15年3月期の売上高66億円、営業利益6億円を掲げ、大手企業のフェイスブック活用を支援するソーシャルメディアマーケティングやWEBマネジメントセンター運営代行サービス、さらに子会社コネクトスターでのソーシャルネットビジネス自社展開などを重点施策として、東証2部市場への上場も視野に入れている。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に株式分割、6月1日付で1株を2株に株式分割)を見ると、8月28日の370円をボトムとして反転し、9月19日には729円まで戻す場面があった。調整一巡して出直り態勢のようだ。27日の終値583円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS30円11銭で算出)は19~20倍近辺、実績PBR(第1四半期末の連結BPS217円52銭で算出)は2.6倍台となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して出直り感を強めている。また週足チャートで見ると、4月から5月にかけて動意付いた反動の調整局面が続いているが、下値を徐々に切り上げて調整一巡感も見せ始めている。指標面の割高感も解消しており、反発のタイミングが接近しているようだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株価診断】5年半ぶり高値のヤクルト、「内需&輸出型」の両立銘柄で注目(2012/09/27)
・【編集長の視点】上方修正の生化学工業、年初来高値を射程圏に捉える、通期に期待(2012/09/27)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
