セイコーウオッチ、世界初のソーラーGPS腕時計を27日に世界同時発売

2012年9月27日 17:15

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「セイコーアストロン」商品イメージ(画像:セイコーウオッチ)

「セイコーアストロン」商品イメージ(画像:セイコーウオッチ)[写真拡大]

  • 「セイコーアストロン」商品イメージ(画像:セイコーウオッチ)
  • 銀座・和光ライトアップイメージ(写真:セイコーウオッチ)

 セイコーウオッチは26日、世界初のソーラーGPS腕時計「セイコーアストロン」6モデルを、9月27日より日本をはじめ世界同時に発売開始すると発表した。価格は限定2,500本の「SAST001」が26万2,500円(税込)、レギュラーモデルは15万2,250円(税込)から。

 「セイコーアストロン」は、セイコーが構想から約10年の歳月をかけ、「世界中どこでも正確な時間を刻む、とまらない時計」をめざして商品化した、外部充電を必要としない世界初の自己完結型ソーラーGPS腕時計。標準電波受信地域でのみ時刻修正を行う従来の電波時計と異なり、世界全39のタイムゾーンに対応する。

 通常の腕時計の運針の1000倍から10000倍の消費電力を必要とするGPS衛星からの位置情報受信を可能にするため、通常の5分の1の低パワーで駆動するGPSモジュール、新設計のリング型構造の高感度アンテナをはじめ、主要な部品を開発した。また、位置情報受信時には、捉えた衛星の数をユーザー自身が視覚的に体感することができる高い「感性価値」を併せ持った製品となっている。なお、現在、腕時計としては最多レベルとなる約100件の特許を申請中だという。

 発売を記念し、9月26日~10月8日の間、セイコーの発信基地である銀座・和光(中央区銀座4丁目)の中央ウィンドウに、約50台のタブレットPCによる巨大な地球のオブジェが出現する。また、宇宙空間に浮かぶ地球をイメージしたブルーカラーで時計塔をライトアップし、腕の上で宇宙からのシグナルを体感する「セイコーアストロン」の世界観を表現する。

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