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【編集長の視点】ネットワークバリュー下値固め、上方修正にスマホ人気で見直し
<銘柄ウオッチ>
ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (NVC)(東マ)は、8万円台出没に下値固めに煮詰まり感を強めており、今年6月にスマートフォン関連人気で大化けした急騰相場の再現が期待されている。
米アップル社が、9月21日に発売した新型スマートフォン「iPhone5」が、発売3日間で販売台数500万台を突破したことなどを手掛かりにスマートフォン関連株の人気が続いており、同社株もこの関連株の一角として再評価され、この人気の波及で同社の今12月期第2四半期(2Q)業績の上方修正着地、経常利益の増益転換が見直される可能性がある。
同社の2Q累計業績は、8月に2Q累計業績開示とともに上方修正された。期初予想より売り上げを7000万円、経常利益を5300万円、純利益を7000万円それぞれ引き上げ、経常利益は、1億300万円(前年同期比15%増)と増益転換して続伸し、純利益は、7000万円(同6.3倍)と連続増益率を伸ばした。
前期に取り扱いを開始したスカリティ社のクラウドストレージ製品やファイア・アイ社のマルウェア対策システム製品の立ち上げ、引き合い増加などでネットワークサービス事業が堅調に推移し、固定資産や投資有価証券の売却益が上乗せとなったことが上方修正要因となった。
12月通期業績は期初予想に変更はなく、経常利益は1億1700万円(前期比9%増)、純利益は4300万円(同2.4倍)と続伸を見込んでいる。
株価は、年初来安値4万9200円からスマホ関連人気の波及に、テクニカル的には13週移動平均線と26週移動平均線のゴールデンクロスも支援して同高値16万9000円まで3.4倍化、26週移動平均線の8万円台固めを続けてきた。PERは15倍台と割安であり、まず13週移動平均線の8万6000円台への戻りを試そう(本紙・編集長浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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