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【アナリストの眼】業績発表接近で注目の三栄建築設計、株価モミ合い煮詰まる
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戸建て住宅販売が主力の三栄建築設計 <3228> は、今期(12年8月期)業績と来期(13年8月期)見通しの発表が接近している。堅調な住宅需要を背景に、来期の好業績が期待されるだろう。
今期業績(非連結)の会社予想については、職人不足の影響などで工事が遅れていることを主因に、6月11日に通期見通しを下方修正したが、売上高は前期比30.9%増、営業利益は同6.0%増、経常利益は同4.2%増、純利益は同1.6%増と、増収増益を確保する見込みだ。来期については、工事の進捗などで増収増益が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、東証1部市場に指定替えとなった8月6日以降はやや小動きとなり、概ね720円~760円の小幅レンジでのモミ合い展開となっている。公募増資(発行価格748円)を嫌気した売りは一巡したようだ。
24日の終値737円を指標面で見ると、今期予想PER(増資を加味した予想EPS129円46銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円50銭で算出)は3%近辺となる。
週足チャートで見れば、上値を切り下げると同時に下値も切り上げて三角保ち合いの形のようだ。指標面には割安感があり、堅調な住宅需要を背景として来期の好業績が期待される。さらに消費増税前の駆け込み需要も材料視されるだろう。来期業績見通しの発表を控えて動意付く可能性がありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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