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【編集長の視点】日本マニュファクチャリング1000円高、大幅増益で高値奪回へ
<銘柄ウオッチ>
日本マニュファクチャリングサービス(nms) <2162> (JQS)は、1000円高の3万6500円と続伸している。中国で激化した対日デモを懸念して株価は下ぶれたが、下値から今3月期第1四半期(1Q)の大幅増益業績を見直し割安株買いが増勢となっている。
1Q業績は、前年同期比52%増収、4.2倍経常増益と大幅に続伸し、純利益は、1億700万円(前年同期は収支トントン)と高変化した。前年同期の東日本大震災やタイの洪水の影響が一巡し、インラインソリューション(IS)事業では国内競争力を強化し人材派遣の在籍数が、リーマンショック後の最高を達成、エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス(EMS)事業では、国内、海外の事業基盤を再構築、メーカー各社の生産拠点海外シフトに対応したことなどが要因となった。
第2四半期累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期経常利益は、10億5000万円(前期比3.9倍)とV字回復し、純利益は、前期計上の負ののれん発生益の一巡で、5億円(前期比63%減)と見込んでいる。
株価は、前期の「neo EMS」事業戦略コンセプトによる事業拡大開始の記念増配発表で年初来高値5万2800円(3月)をつけ、前期業績の下ぶれ着地や全般相場波乱の影響で同安値3万400円まで調整、PBR1倍割れは下げ過ぎとして底上げ、8月には1Q好決算で調整幅の3分の2戻しをクリアする4万8150円までリバウンドした。PER7倍台の割安修正で8月の戻り高値奪回から年初来高値を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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