【株式市場】米国に続き日銀にも追加緩和の期待が波及し証券株や不動産株も高い

2012年9月14日 15:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は74%が上昇

  14日後場の東京株式市場は、一段高のあと売買交錯。米国の追加緩和に加え、日銀も18日からの政策決定会合で動くとの期待があり、保険株や銀行株、住友不動産 <8830> などの不動産株が一段高。

  また、対ユーロで円安が進み、13時頃から1ユーロ101円台に入ったため、ソニー <6758> が一段高で1000円に迫るなど、主力株が上値を追った。ドル金利や円金利が低下するなら「金」に資金シフトとの観測で住友金属鉱山 <5713> も高い。売買代金1位はファーストリテイリング <9983> 。東証1部の値上がり銘柄数は1243銘柄(約74%)だった。

  日経平均は大幅続伸。後場は、14時にかけて9193円27銭(198円12銭高)まで上昇。終値は9159円39銭(164円24銭高)。終値での9100円台は8月23日以来となった。

  東証1部の出来高概算は、先物・オプションのSQ算出があったため、24億9543万株、売買代金は1兆6268億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は1243(前引けは1105)銘柄、値下がり銘柄数は352(前引けは417)銘柄。

  また、東証33業種別指数は27業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、非鉄金属、海運、不動産、鉄鋼、石油・石炭、証券・商品先物、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、陸運、空運、小売り、医薬品、サービス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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