【株式評論家の視点】利回り5.9%のアーバネットコーポ、業績変革評価しモミ放れへ

2012年9月11日 12:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アーバネットコーポレーション <3242> (JQS)は上値指向のトレンドにある。業績上方修正と増配、株式2分割と好材料が揃ったことで6月11日には2万600円まで買い進まれた。その後の下げも7月26日の1万5010円で底入れと、短期で調整を切り上げる非常に強い動きを見せている。

  昨年は1年を通して1万~1万4000円のもみ合いで終始していたことを思えば、今年の相場は明らかに過去と決別した足取りと言える。営業利益の推移を振り返ると、2010年6月期の2億1000万円から2011年6月期2億3600万円、2012年6月期4億6100万円、そして2013年6月期7億1500万円と急上昇パターンをたどっている。株価はこうした変革を反映し始めたものといえる。

  前6月期決算で継続企業の前提に関する疑義の注記が解消され、再建へ着実に進んでいることが改めて確認された。配当利回りは5.9%に達するだけに下値は岩盤。再度の新展開入りも十分に視野に入る状況だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【今日のチャートワンポイント:日足】J-ストック、常磐興産、東邦HDなど(2012/09/10)
『勢い受け継いで強いが、上値は限界』の展開か=犬丸正寛の相場展望(2012/09/07)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事