関連記事
【話題株】セキドが家電販売から撤退、ファッションに集中で好感買いへ
セキド <9878> (東2)は、6日(木)、「家電販売事業」からの撤退を発表した。現在、家電商品販売の店舗を直営で10店舗、フランチャイズ(FC)で6店舗展開しており、来る10月14日で全店閉鎖する。外商・EC部門については存続する。
家電販売事業は昭和31年の創業以来の事業。しかし、最近の家電量販店業界は家電エコポイント制度や地上デジタル放送移行に伴う特需が終了したこともあり厳しい市場環境が続いている。今後も国内市場の拡大が見込めないことから撤退を決断した。家電事業部門に属する正社員50名程度の希望退職を募集する。
今後は同社のもう一つの事業の柱であり、好調に推移している「ファンション事業」に経営資源を集中する。 マーケットでは、「今年2月期では家電販売部門は売上約66億円に対し、経常損失3億8500万円と厳しい数字だった。家電業界は回復の目処が立たないだけに今回、躊躇なく撤退判断したことは評価される。ファッション事業は好調だけに集中すれば大いに期待できるだろう」(中堅証券)と受け止めている。
今期の業績については精査中で判明次第公表する。
6日(木)の株価は69円まで下げ、終値は前日比と同じ71円。不採算部門から撤退しファッション事業に経営資源を集中することで業績の向上が期待できることから「好感買い相場」となることが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】期初予想から大幅増配のOBARA、利益進捗率高水準でも注目(2012/09/03)
・【アナリストの眼】株価レンジ下限へ到達の朝日ラバー、LEDのテーマ性に注目(2012/09/03)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
