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【銘柄診断】酒井重工業は国内の復旧工事が下支え、シェールガスの採掘向け需要も伸びる
記事提供元:日本インタビュ新聞社
酒井重工業 <6358> が29日のザラ場安値249円で底打ち機運を強めてきた。29日の相場は結局長い陽線で引け、典型的な下ヒゲの底入れパターン。商いもいきなり大きな盛り上がりを見せており、出直り相場入りのニュアンスが強くなってきた。
今2013年3月期の第1四半期の業績は営業利益が1億9200万円と前年同期比2.2倍の大幅増益を達成した。震災からの復旧に伴う道路舗装工事が増え、国内の土木工事用ローラーの販売が伸びる。北米は住宅着工の底入れで経営環境が好転、シェールガスの採掘向けの需要も伸びる。
インフラ投資進む新興国需要の取り込みに注力することなどから、今回据え置かれた通期の営業利益9億円、前期比37%増の見通しについては増額修正が有力との見方が強い。特に米国ではシェールガスの開発が本格化しており、今後は収益押し上げの大きな要因になりそう。
5月1日の年初来高値363円以後は円高懸念から調整を続けていたため、タイミング的にも整理一巡感が強まるところだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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