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【銘柄診断】ヤマハ発動機は強弱感が対立するが、基調的には割安訂正高の波動に
ヤマハ発動機 <7272> が動意づいている。7月26日と8月3日の625円でダブル底を形成し、そこからの出直り過程。
8月7日に発表された今2012年12月期の6月中間決算は営業利益が208億円と前年同期比49%の大幅減益に見舞われた。つれて今12月期の業績について、営業利益予想も450億円から280億円(前期534億円)へ大幅に引き下げられた。
主力のインドネシア市場では6月からローンの頭金規制が導入され、ある程度の頭金がないとローンが組めなくなった。第3四半期は在庫調整期間と見られ、今12月期については減益が避けられない見通しだが、インドネシアの需要底打ちから、来2013年12月期はV字型回復が予見されるとして、証券会社がレーティングを引き上げ、それを受け見直し買いが膨らんだ。その後は、インドネシア市場の回復は来期下期以降として弱気のレーティング見通しが明らかになり、戻りかけた株価を押し下げる要因となった。
ただ、PBRは0.9倍と割安。目先多少の波乱があるにしても、基調的には割安訂正高が演じられることが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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