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【銘柄診断】東洋ゴム工業は出遅れが歴然としており、見直し買いのタイミング待ち
東洋ゴム工業 <5105> は7月25日の208円を大底にしてリバウンド、そこから調整に入り8月13日の217円でダメ押し入れ、再び出直りに入ってきているところ。
今2013年12月期(今期から決算期を変更するため9ヶ月決算となる)の第1四半期は営業利益35億2900万円と前年同期比11%の増益となった。主力のタイヤ事業はエコカー補助金制度再開に伴い、新車用タイヤが好調なほか、市販用タイヤも乗用車に加えライトトラック用も売上げを伸ばした。
海外市販用タイヤも中国、東南アジア、中近東市場については、販売量・売上高とも順調に推移した。
業績は好調なのだが、第2四半期累計の予想営業利益85億円に対し、第1四半期の進捗率が41%とやや低い水準に留まったことが響き、戻り相場に勢いが出てこない。
今12月期は中国新工場が立ち上がるほか、アジアでのタイヤ需要を取り込むことで、今12月期通期では営業利益152億円を見込んでいる。前2012年3月期の営業利益128億9300万円(前々期比5%増)を9ヶ月で上回ることになる。
PER5.1倍、PBR0.6倍、配当利回り4.16%と並べば、株価の出遅れは歴然としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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