【銘柄診断】黒崎播磨は好決算見直しから需給相場へ移行、今期は増額期待も浮上

2012年8月22日 15:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  黒崎播磨 <5352> が高値圏で頑強な動きを続けている。8月7日に発表された好業績の発表を受け、株価は8月6日の148円から8月14日の254円まで買い進まれた。好業績評価の買いだけなら一過性で終わるパターンも結構あるのだが、株価上昇時にカラ売りを誘い込み、需給相場に発展してきたことがその後の強い動きにつながっている。

  信用売り残は8月3日申し込み現在のわずか4万株が10日申し込み現在では314万株へ急増、17日申し込み現在でも307万株と高水準を保っている。

  一方、信用買い残は10日申し込み現在の421万株が388万株へ減少、買い方は利食いを効かせている状況だ。

  今2013年3月期の第1四半期は営業利益10億5800万円と前年同期比30%の増益を確保。9月中間決算の営業利益を10億3000万円から19億7000万円(前年同期16億6500万円)へ上方修正した。上方修正した数字でも第1四半期の進捗率は54%に達している。増額修正になお積み残し感が強く、増額修正への期待感が買い方を支援していく材料になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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