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【銘柄診断】JTは海外でタバコの売れ行きが伸びる、内需輸出型企業として再評価へ
JT <2914> はここへ来て年初来高値に進む場面となり、非常に強い動きを見せている。今回の上昇相場の起点は5月18日の2032円。
7月30日に発表された今2013年3月期の営業利益は1285億円と、前年同期比68%の大幅増益を達成した。こうした好業績評価の流れが株価上昇の基本的な背景である。
昨年に東日本大震災で供給が減少した反動で、国内たばこ事業の収益が大幅に回復した。ロシアを中心に新興国市場でたばこの販売が好調だったため、海外たばこ事業の収益も増えた。
特に海外タバコでは高価格帯の販売が伸びており、内需型輸出関連株としての評価が高まりつつある。今回据え置きとなっている通期の見通しについては、アナリスト筋はかなりの幅での増額を想定している。
7月1日に1株につき200株の株式分割を行い流動性が向上していることも、市場参加者の増加につながっている。日本航空が9月19日に再上場することが決まったが、JTも政府保有株の売却が予定されており、今後思惑を誘う要因になりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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