【銘柄フラッシュ】日産東京販売や日本アジア投資が高くシャープは大活況

2012年8月17日 12:31

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  17日前場は、円相場が対ユーロで中盤から98円台に入る円安となり、ファナック <6954> が昨日の1万3000円台回復に続き続伸1.4%高で戻り高値。ホンダ <7267> は約1ヵ月ぶりに2600円台を回復し1.7%高で戻り高値。日経平均の9100円台回復を受け、さきの四半期決算で有価証券の評価損が甚大だった鉄鋼株が軒並み高。三井住友フィナンシャルグループ <8316> も1.4%高。

  シャープ <6753> は東証1部の出来高・売買代金ともトップで大活況の1.7%安。複写機やエアコンなどの主要事業を売却する検討に入ったと今朝の日本経済新聞で伝えられ、大規模なリストラ策の推進には不透明感もあったが底堅い。

  東証1部の値上がり率1位は日産東京販売ホールディングス <8291> の8.9%高となり販売好調の観測に取り組み妙味とチャート妙味がいわれて戻り高値、2位は日本アジア投資 <8548> の8.3%高となりシャープの事業売却観測報道を材料に思惑拡大と戻り高値、3位は不二越 <6474> の6.9%高となり円安基調を受けてファナックなどと共に機械株には出遅れ感とされ出直り拡大。

  一休 <2450> は来期の業績も好調との社長談が伝えられ戻り高値を更新の6.5%高、北川鉄工所 <6317> は10日発表の四半期決算を引き続き好感し出直り拡大の6.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】不動テトラは震災復興需要本格化に期待、信用買い残の整理も進む(2012/08/17)
【銘柄診断】ローソンはカードを商品力強化につなげ好業績を維持、連日逆日歩も発生(2012/08/17)
IR Solution 掲載企業一覧 Media-IRソリューション(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)
IRソリューション 個人投資家向け企業情報 東証1・2部(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事