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【銘柄診断】三井不動産は取り巻く環境は順風満帆、新展開トライへ踏み出す
三井不動産 <8801> が強基調を保ち、新展開を目指す可能性も出てきたようだ。
8月1日に発表された今2013年3月期の営業利益は245億円、前年同期比11%増の好調な決算となった。主力の賃貸ビルは、今期から稼働した「三井アウトレットパーク木更津」や「ダイバーシティ東京」などの収益が寄与し、増収増益を達成。分譲は個人向け住宅の好調が続いている。
ただ、株価は前もってかなり水準を切り上げてきており、決算発表で材料出尽くし感が働くことも考えられた。しかし、改めて好業績評価の買いが流入し、水準を切り上げるなど、しっかりとした先高感の強さが伺える。
不動産株全体に消費税率引き上げ前の住宅の駆け込み需要の反動減が懸念されているが、2013年12月で期限切れを迎える住宅ローン減税政策の期日延長や規模拡大をはじめ、住宅に対する政府の対策が具体化する可能性が出てきており、消費税率引き上げも強い懸念材料にはならないとの見方も出ている。
また、史上最高水準にあるオフィスの空室率も、その中身を検討すると耐震ビルなど大手のオフィスビルへの需要は高まっているとされ、好転の芽が出てきていることも注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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