【銘柄診断】プレス工業はトラック、建機業界の好調の恩恵を受け今期は大幅増額が有力

2012年7月30日 20:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  プレス工業 <7246> は7月27日に大幅高し、底打ち反転相場入りの態勢を固めてきた。

  同社はトラックのシャシーフレームやアクスル(車軸)などを生産し、建機のキャビン(操縦室)の組立て事業も手掛けている。取引先はいすゞ自動車 <7202> や三菱ふそうなどのトラックメーカーやキャタピラーやコマツ <6301> などの建機メーカー。

  従って環境的には悪いはずはなく、前2012年3月期は営業利益113億円と前々期比23%増益を達成し、今2013年3月期も営業利益115億円前期比2%増益が見込まれている。

  前3月期は過去最高益だった2008年3月期の111億円を更新したもので、今3月期も増益率は物足りないが利益水準は高い。震災後の復興需要などで建設機械用キャブ(運転室)の販売が増加し、トラック用部品も好調が続き、アナリスト筋は今3月期の大幅増額修正を想定している。8月9日に予定されている決算発表でそこらあたりが明らかになると、再び業績見直しの動きが強まる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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