【今日の言葉】質実剛健、日本流合理主義

2012年7月29日 10:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『質実剛健、日本流合理主義』=オリンピックが盛り上がっている。日本選手の活躍も伝えられている。しかし、ミスが目立つなど期待通りには行っていない競技もある。とくに、事前に国民が勝手に期待したというより、出場選手自から勝って当たり前的な発言が聞こえていたこともある。

  スポーツでも会社経営でも、そして、われわれの人生において、『目標・計画→実行→成果』の思考と行動の中で日々の営みが続けられている。とくに、スポーツでは、「勝利した姿を常にイメージし、勝利のためにはマイナスとなる行動、言葉はいっさい持ち込まないメンタルトレーニングが行われている」とも聞く。

  とくに、事前に勝利の言葉を周囲に広く宣言することで、自らを奮い立たせ昇華させる効果はあるともいわれる。だが、度が過ぎると、「あるべき姿」に縛られて逆効果となる心配もある。最近続いたオリンパスなどの企業不祥事も成果主義が行き過ぎた結果ともいえる。

  ここらあたりで日本は、西洋の合理的な考えばかりでなく、日本の「間(ま)」、「謙虚さ」などの良いところを採り入れた思考・行動を見直すところに来ているのかもしれない。質実剛健の日本流合理主義とでもいったらよいのではないだろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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