日産、スマートシンプルハイブリッドを8月発売予定の「セレナ」に搭載

2012年7月18日 11:44

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Highway STAR G S-HYBRID(画像:日産自動車)

Highway STAR G S-HYBRID(画像:日産自動車)[写真拡大]

 日産自動車は18日、新開発のスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)をミニバン「セレナ」に搭載し、8月に発売すると発表した。

 今回新開発したスマートシンプルハイブリッドは、「セレナ」に搭載したECOモーターのエネルギー回生発電量と出力を高めて補助原動機化し、蓄電容量を高めるためのサブバッテリーをエンジンルームに追加することで実現した、シンプルでコンパクトなハイブリッドシステム。

 スマートシンプルハイブリッドは、すべてのシステムをエンジンルームに収めているため、「セレナ」の特長であるクラス最大の室内空間や使い勝手の良いシートアレンジはそのままに、クラス1位の低燃費(15.2km/L:JC08モード燃費、2WD)を実現し、自動車取得税と重量税が免税となる。また、「セレナ」は全車がエコカー補助金の対象となる。

 日産は、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱として、CO2排出量の削減に取り組んでいる。「セレナ」もスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID、2WD)やアイドリングストップシステム(4WD)を搭載した「PURE DRIVE」の1モデル。

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