【銘柄診断】セブン＆アイ・ホールディングスは好業績買いは一巡、増額に期待

　　セブン＆アイ・ホールディングス <3382> は４月４日の２４８５円、５月８日の２４６６円でダブルトップを形成、現在はそこからの調整局面。

　　前２０１２年２月期は営業利益２９２０億円と前年同期比２０％増益を達成、史上最高利益となった。今２０１３年２月期も営業利益３１５０億円と、前期比８％増益と連続の史上最高利益更新となる見込み。

　　収益アップのリード役はセブン－イレブン・ジャパン。震災を機に女性、中高年など新規顧客の取り込みが進捗。新規出店は前２月期の１２０１店から、今２０１３年２月期は１３５０店、２０１４年２月期は１４５０円へ増加する計画で、新たな成長期入りのニュアンスが強い。

　　ただ、当面の好業績は織り込み済みのニュアンスで、低迷するヨーカ堂などスーパー事業の建て直し、米国、中国などの利益アップなどにより、今の想定ラインを上回る増益が期待されるところ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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