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【銘柄診断】イオンは底打ち感が強まる、今後の成長性取り込みが焦点になる
イオン <8267> は6月12日の935円の安値で底入れのニュアンスが強くなってきた。4月6日の1106円高値をピークに下げに転じ、途中、戻り場面もはさむことなく、ほとんどなく一貫した整理を迫られたが、処分売りは一巡した足取りだ。
前2012年2月期は営業利益1956億円と前々期比13%増と、5期ぶりのピーク利益更新となった。そして今2013年2月期も営業利益2150億円と前期比10%増の連続ピーク利益更新となる。
業態ごとの専業化や経営資源の最適配分による各事業価値の最大化を目的としたグループ構造改革が進捗。PB「トップバリュ」の再加速戦略や電子マネー活用などによるグループシナジーの追求が効果を挙げている。
アジアでの事業展開も今2月期から加速する方針。当面、出店コストやインフラ整備、人材育成などが先行するため、アジアでの事業拡大が同社の長期的成長を牽引するかを見極めるには、まだ時間が必要。
当面の好業績は織込んだ感もあり、成長性をどの程度プラスできるかどうかが今後の注目点だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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