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【銘柄診断】不動テトラは環境良好だが、高水準の買い残減少が出直りの条件に
不動テトラ <1813> は復興需要による業績好転への期待感から年初来堅調な動きを続けていたが、5月に入りもみ合い下離れの展開に入ってきた。5月15日の98円で底入れ完了の趣だったが、6月に入り4日にまさかの再度の安値更新場面に追い込まれた。
前2012年3月期は営業利益9億9700万円と前々期比12倍のV字型回復を達成。今2013年3月期も営業利益12億円と、前期比20%増益が見込まれている。ただ、それでも今3月期の1株利益は2.7円に過ぎず、市場が期待したほどの利益水準には至っていない。
震災復興需要の中期的な需要増加、防災・減災ニーズの高まり、アジアを中心としたインフラ整備需要の増加など、環境は決して悪くないにも関わらず、5月11日に発表された中期計画では2015年3月期の営業利益が14億円と今3月期からの伸び率はほんのわずか。失望売りが強まるのも致し方ないところか。
直近の信用買い残のピークは3月23日申し込み現在の1916万株。それが6月1日申し込み現在でも1632万株となお高水準を保ち、出直りに向けてはそれなりの信用買い残の整理が必要になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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