セキドの『GINZA Love Love』がオープン1年、海野文吾フロアマネージャーに聞く

2012年6月8日 14:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ブランド品セレクトショップを小売り展開するセキド<9878>(東2)。22店舗の旗艦店として2011年5月12日にオープンした『GINZA Love Love』が開店1年となった。

ブランド品セレクトショップを小売り展開するセキド<9878>(東2)。22店舗の旗艦店として2011年5月12日にオープンした『GINZA Love Love』が開店1年となった。[写真拡大]

■全国22店舗の旗艦店の役割担い売上好調

  ブランド品セレクトショップを小売り展開するセキド <9878> (東2)。22店舗の旗艦店として2011年5月12日にオープンした『GINZA Love Love』が開店1年となった。開店時から責任者として現場を取り仕切ってきた海野文吾フロアマネージャーに1年の歩みを聞いた。

――1年前と現在のお客さんの反応はいかがですか。

  【海野マネージャー】 オープン当時は、「何の店ですか」という質問が多かったですね。今では、「何かよい品はありませんか」に変わっています。明らかに認知度は上がっています。

■ブランド街の銀座でバッグなど高級品を展開

――周辺には世界的な高級ブランド店が軒を連ねています。競争が激しいのでは?

  【海野マネージャー】 それはありません。むしろ、多くの高級ブランド店に囲まれる立地の良さが当社の高級路線を強調できることに結びついています。とくに、当社は、たとえばバッグでは、有名各社の商品がワンフロアに並んでいますからお客様が実際に手に取って見比べることができます。店舗が違うとそれは難しいと思います。

――マネージャーの立場では現場で、どのような点を心がけていますか。

  【海野マネージャー】 銀座という立地ですから商品内容、接客、雰囲気などに最大の気配りをすることは当然です。それだけでなく、私流の言葉で言うなら、「粋な店でありたい」と心がけています。お客様が来店されるたびに、おもしろく、わくわく、驚きを持っていただける店でありたいと7名のスタッフがパワー全開で頑張っています。

――来店客はいかがですか。

  【海野マネージャー】 昨年のオープン当時は東日本震災の直後だったため東南アジアの観光客の方々も少ない状態でした。現在では中国はじめ東南アジアからのお客様も多く、売上では前期(2012年2月期)が予算に対し100%を超えていますし、今期に入っても予算比120%程度と好調です。とくに、「在庫をしっかり把握するよう」に指示されていますから在庫については特に気をつけています。オープン当時は22店舗の販促費用をすべて銀座店が持っていました。現在は各店舗の配分となっているため銀座店の採算も向上しています。

―――今後の抱負を。

  【海野マネージャー】 お客様の声をよくお聞きすることです。とくに、最近はネットで見たという地方の方からのお問い合わせが非常に多くなっています。「銀座ラブラブ効果」が現れていることを実感します。バッグ、時計、財布、ジュエリーなどの主力商品が中心ですが、お客様の声を取り入れてブランド品小物も加えています。1年前に比べると10品目くらい増えていると思います。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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