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【チャートワンポイント】アールテック・ウエノ急伸、下げ前9万円奪回へ、仲裁申立判明待ち
■(チャートワンポイント日足)
アールテック・ウエノ <4573> (JQS)は、3800円高の7万4700円と5日(火)の500円高を上回る大幅上伸。高値圏で頑強にモミ合っていたものの、さすがに全般相場安には抗し切れず4日(月)に7万円まで下げていた。
しかし、「業績も良く、無配の多い創薬ベンチャーの中で年3000円配当を継続している。新薬開発にも期待できる」(中堅証券)ことから、反発力も強い。前期(2012年3月期)は、3.6%減収、営業利益6.5%増益、1株利益6910円だった。今期(2013年3月期)は、AMITIZAカプセルについて契約の終了と損害賠償を求める仲裁申立を行っていることから見通しは「未定」。6月29日に申立の結果が判明の見通し。
一方、新薬開発は、アンメット・メディカルといわれる未だ満足の行く治療法がない医療分野に絞っている。「重症ドライアイ治療薬」と、「アトピー性皮膚炎治療薬」(経口薬)の開発が進んでいる。
「レスキュラ点眼液」と、「AMITIZAカプセル」(便秘治療薬)で安定した収益を挙げつつ新薬開発に取組んでいるところに同社の特長と強みである。
チャートでは、今回、下げる前、長期にわたって9万円前後でモミ合った水準をまず奪回するものとみられる。その後、申立の結果によって今期の見通しが明らかとなるのを待つ展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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