【この銘柄の注目材料】UBICが米国ガートナー社のeディスカバリベンダー格付けで「ヴィジョナリ―を獲得」、グローバル展開に弾み

2012年6月4日 11:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  UBIC <2158> (東マ)の米国での高格付けが注目されている。このほど、米国調査会社ガートナー社の2012年マジック・クアドラントeディスカバリ部門において「ヴィジョナリー」として選ばれた。ヴィジョナリーとは提供する商品が市場において最上のものと同等か、あるいは秀でている企業を意味している。

  UBICはグローバルな展開を行う企業や法律事務所に対し、クロスボーダーなeディスカバリおよびデジタルフォレンジックソリューションサービスを提供。その内容はEDRM(電子情報開示モデル)の全領域をカバーしている。ガートナー社は、このEDRM全領域をカバーしている点や技術開発への投資を通じて新規開発を積極的に推進し続けている点、顧客構成が企業、法律事務所、サービス・プロバイダー間で理想的なバランスを保っていることを挙げている。とくに、UBICがアジア言語解析および証拠閲覧において比類のない能力を備え、データ特定からプロダクションまでEDRMの全領域に対応可能であり、アジアだけでなくアメリカにおける事業展開に積極的であることを評価している。

  今後、国際的カルテル調査や連邦海外腐敗行為防止法に関連する調査、知財訴訟、PL訴訟などで要求される電子データの証拠保全及び調査・分析を行うeディスカバリ事業(電子証拠開示支援事業)のほか、電子データ中心の調査を行うコンピュータフォレンジック調査サービスを提供するリーガルハイテクノロジー総合企業として、今回の格付け評価によって、いっそうの飛躍が期待される。

  株価は年初来高値が9470円(3月28日)、安値6680円(5月15日)、直近値6580円(6月1日)。今期(2013年3月期)予想配当年50円、予想1株利益463.6円に対し、利回り0.74%、PER14.5倍。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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