【銘柄診断】ファーストリテイリングはアジアでの積極的な展開が成長を加速へ

2012年6月1日 13:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ファーストリテイリング <9983> は4月2日の高値1万9500円から調整に入っていたが、5月11日の安値1万6410円で底を打ち、次第に戻り相場の色彩を強めてきた。

  海外ユニクロ事業は積極出店や販促活動に伴う知名度向上で、2月中間決算は中国や韓国で既存店が2けた増収ペースで伸長した。このため今2012年8月期の営業利益は期初の1305億円から1380億円、前期比18%増へ増額修正された。

  アジアを中心とした積極出店による海外ユニクロ事業の成長が全体の業績拡大を牽引するという図式は先行きも変わらない。そうした基本的な先高感から、ここ個人投資家の買いが膨らんできている。

  それに、どういう加減なのか信用の取組みは売り長の状態が恒常化している。直近5月25日申し込み現在の信用残は売り83万株に対し買いはわずか21万株に留まっている、日証金では連日逆日歩が発生、需給も戻りを支援する状況にある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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