【株式市場】「円」小動きのため自動車株が持ち直しシャープが高く日本橋梁は活況

2012年5月28日 16:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は25%が高い

  28日後場の東京株式市場は、強含みで一進一退。円が小動きのまま静かだったため、自動車株が4月の生産・輸出実績を好感して日産自動車 <7201> などから持ち直し、シャープ <6753> は一段ジリ高。日本橋梁 <5912> などは引き続き活況高。東証1部の値上がり銘柄数は418銘柄(約25%)だった。TOPIX(東証株価指数)は終値ベースで3日ぶりに安値を更新。

  日経平均は小幅続伸。後場は小動きに終始したものの総じて底堅く、終値は8593円15銭(12円76銭高)。前場は朝方に8624円51銭(44円12銭高)まで上げる場面があった。

  東証1部の出来高概算は、13億3773万株、売買代金は2日続けて1兆円に届かず7815億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は418(前場は419)銘柄、値下がり銘柄数は1116(前引けは1063)銘柄。

  また、東証33業種別指数は10業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、石油・石炭、不動産、水産・農林、鉱業、機械、銀行、卸売り、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、金属製品、倉庫・運輸、パルプ・紙、ゴム製品、建設、繊維製品、海運、保険、電力・ガス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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