配当付最終のパシフィックネット堅調、期末利回り3%超、業績も好調

2012年5月28日 14:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  配当付き最終日のパシフィックネット <3021> (東マ)は、安値が600円安の3万3100円まであって、前日変わらずの3万3700円と堅調。

  今日が同社5月期決算の配当年1100円の権利付最終日。中間配当はなく期末1本で利回りは3.26%と高い。業績も売上10.0%増の37億9500万円、営業利益1億3600万円(前期600万円)、1株利益2278円と大きく上向く。

  パソコン・OA機器を中心とした「リユース・リサイクル事業」、不要な機器の「引取回収事業」、「パソコンレンタル事業」を手がける。中古情報機器の仕入れから販売に至るまでのプロセスを大幅に見直すなど徹底したコスト削減を実施。支店・店舗の統廃合を実施した効果も出ている。今後、サーバー市場、携帯電話市場にも展開する。とくに、使用済み携帯電話が国内に約2億台といわれる中古携帯市場は有望だ。

  年初来高値4万4400円(4月27日)に対しほぼ8合目水準と高値圏にあり堅調。配当を取って、7月中旬とみられる5月期決算の発表を待ちたい。次期(2013年5月期)見通しも伸長が予想され、四季報では営業利益1億7000万円とみている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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