【銘柄フラッシュ】ピーエス三菱や戸田工業が急伸し自動車株も堅調

2012年5月23日 12:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  23日前場は、ユーロ安・円高基調の中、前引けの前後に日銀の政策決定会合で緩和見送りと伝えられ、午後の相場に不安を持ち越す雰囲気。東証1部の売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> となり0.3%安。ただ、EUの非公式首脳会議には期待を残す様子があり、売買代金2位のトヨタ自動車 <7203> は堅調で1.0%高。3位のシャープ <6753> も4.6%高。

  グリー <3632> とディー・エヌ・エー <2432> は一進一退。例の「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)問題を受け、クレディ・スイス(CS)証券が投資判断を両銘柄とも「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたと伝えられ、前引けは順に0.1%高、2.8%安。

  東証1部の値上がり率1位はピーエス三菱 <1871> の14.1%高となり橋梁・高速道などの老朽化改修を思惑材料に一昨日の急伸再来と反騰し戻り高値、2位は戸田工業 <4100> の7.7%高となり電気自動車の充電システムの規格を欧米方式と並存と伝えられたほか大阪市大の次世代電池開発などが思惑を呼んだと急反発、3位の古河電池 <6937> も同様の思惑に需給妙味がいわれ7.2%高。

  新明和工業 <7224> は自己株の消却を好感し6.6%高、フランスベッドホールディングス <7840> は自社株買いを材料に6.3%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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