【話題銘柄】ドーンが急騰相場突入、短期の値幅取り資金流入でいきなりの動意

2012年5月22日 17:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ドーン <2303> (JQS)がいきなりの急騰相場に突入してきた。東日本大震災の影響を受けて、地方自治体において東日本大震災対応の第三次補正予算の執行時期が遅れたことや、主要顧客であるインフラ系事業者においてIT関係の投資計画の延期や規模の縮小などがあったため、今2012年5月期は営業利益が400万円の黒字から6400万円の損失に減額修正された。

  今5月期中の売上を見込んでいた受託開発案件が来期以降にずれ込み、分割発注となるものがあったこと等が前期の低迷要因と指摘されているが、それはまた来期業績に対する期待につながる。

  今5月期の4半期ベースの推移を見ても第4四半期は2200万円の黒字計上となる。4半期ベースでの黒字は前2011年5月期の第4四半期以来。その勢いが持ち込まれれば、来5月期は黒字決算となりそう。

  今回の上昇に際してはこれといった手掛かり材料が見当たらない。商いがいきなり急増してきただけに、特定筋の介入が有力と思われるだけに、人気の持続性には疑問符が付くところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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