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【今日の言葉】空売り比率上昇が示すもの
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『空売り比率上昇が示すもの』=「空売り比率」が上昇している。このところ28~29%に達している。過去のデータでは30~32%で相場の転機となっていることが多い。そろそろ、注意しておくところに来ている。
「空売り比率」=「空売り残」÷「出来高」で求める。相場が弱く、下げが続くとみられるときは、株券を借りて売る、いわゆる空売りが増える。その空売りが手仕舞いしないで売り建てたままの状態が空売り残である。それを出来高との関係で捉えたのが空売り比率だ。
空売り比率の高い時は、マーケット全体の出来高に比べ空売り残が多すぎることを意味する。売り方が空売り株を買い戻そうとしても、マーケットの出来高が少なくなっていると思うように買戻しができなくなることを意味する。
過去、空売り比率が30%台に乗せてくると相場は底打ちから反転上昇に向うことが多い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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