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【銘柄診断】コーエーテクモHDは大幅増益が続くが、織り込み済みの反応に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
コーエーテクモホールディングス <3635> は1月18日の底値580円から着実に水準を切り上げ、4月20日に697円まで買い進まれた。5月7日に好決算を発表したが、それが見直されるどころか利食い売りのタイミングとの見方を誘い、やや調整色の強い展開に踏み込んできている。
ゲームソフト「NINJA GAIDEN3」や「無双OROCHI 2」など主力作品が好調だったため、前2012年3月期決算は営業利益57億5800万円と前々期比74%増益を達成。かつ今2013年3月期も営業利益70億円、前期比20%増の大幅連続増益が見込まれている。それにもかかわらずPERは11倍台と低い水準にとどまる。
例えば2014年3月期以降の増益継続に必ずしも確信を持てないことがやや評価を落としている要因と言えそう。それでも利回りは4.4%の高さを誇る。下値には利回り狙いの買いが控えるだけに、下値不安は薄い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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