星光PMC:12年3月期連結業績を発表

2012年5月9日 18:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■主原料であるロジン(松脂)の価格高騰を始めとする原燃料価格の上昇が響く

  製紙用薬品の星光PMC <4963> は9日、12年3月期連結業績を発表した。

  主要販売先である製紙業界、印刷インキ業界及び事務機器業界は、震災の影響から回復傾向にあるものの、原油価格の上昇、材料費の高止まりもあり、厳しい環境であった。

  その様な状況下、同社グループでは、高品質化・生産性の向上や環境保護・省資源等、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入することで売上の拡大に努めたが、売上高227億16百万円(11年3月期比0.6%減)、営業利益10億59百万円(同35.4%減)、経常利益11億6百万円(同34.0%減)、純利益3億49百万円(同67.6%減)と減収大幅減益となった。

  売上高は、微減とほぼ前年並みに止めたが、利益面では、生産性向上・合理化に努めたものの、主原料であるロジン(松脂)の価格高騰を始めとする原燃料価格の上昇等が響いたことで、大幅な減益となった。最終利益については、中国事業における固定資産の減損損失2億92百万円を含め3億2百万円の減損損失を特別損失に計上したことで更に減収幅が拡大した。

■今期業績予想は、増収大幅増益を見込む

  しかし今期については、売上高236億30百万円(前期比4.0%増)、営業利益14億90百万円(同40.6%増)、経常利益15億60百万円(同41.0%増)、純利益10億60百万円(同203.0%増)と増収大幅増益を見込んでいる。

  主力である、製紙用薬品事業では、板紙のアルカリ抄紙など製紙業界の操業性向上・品質安定化・省資源に寄与する薬品システムを提供することにより製紙用薬品の販売の確保に努め、中国においては、現地市場のニーズに適合した製紙用薬品を投入することにより販売増を図る計画。

  また、同日に2012年度~2014年度中期経営計画「CS VISION-I」を発表している。

  「CS VISION-I」は、2017年度の設立50周年における経営目標である連結売上目標350億円、営業利益35億円、営業利益率10%、海外売上高比率20%、新規事業領域売上高比率10%を達成するための第1段階の位置づけである。基本方針は、選択と集中、事業領域の拡大、業務提携・M&A等による事業領域拡大のための外部資源の活用、企業体質の強化と4点の重要施策を掲げている。

  「CS VISION-I」の最終年度に当たる2014年度の連結売上高は270億80百万円、営業利益26億20百万円、営業利益率9.7%、海外事業売上高比率11.4%、新規事業領域売上高比率4.1%。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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