日立電線、工業用ゴム事業を再編 

2012年5月7日 20:21

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 日立電線は7日、日立電線ラバーテクノロジー(本社:静岡県駿東郡)の全事業を、東北ゴム(本社:宮城県仙台市)及びHitachi Cable Philippines,Inc.(本社:フィリピン、以下HCP)に移管し、工業用ゴム事業を再編すると発表した。

 日立電線ラバーテクノロジーの事業のうち、製造業務をHCPに、開発業務を東北ゴムに移管し、工業用ゴム事業の国内拠点集約と生産の海外シフトによるコスト削減を実行する。また、工業用ゴム製品の開発リソースを東北ゴム1社に集約し、開発機能強化に取り組む。なお、日立電線ラバーテクノロジーは2013年3月末をもって全事業を移管した後、解散する予定。

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