【近況リポート】アルファ:2Q業績:粗利改善・販売費削減で大幅増益を達成

2012年4月25日 15:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■前・今期、来期3カ年計画「POP No.1確立」への布石と位置づけ

  POPの最大手、アルファ <4760> (JQS)の12年8月期第2四半期は、製品売り上げの減少分を商品の売り上げでカバーし前年同期比1.6%増となり、別注製品と商品の粗利率改善と販売費削減が営業利益率向上に寄与し、大幅増益となった。

  売上高3,781百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益224百万円(同91.5%増)、経常利益227百万円(同92.4%増)、純利益106百万円(同68.3%増)

  期中の重点施策の推進状況は、1)大口顧客への深堀提案では、100万円未満の取引先で粗利率が前年を上回ったのに加え、1,000万円以上では売上高・粗利率ともに前年を上回り、大口取引が全体の利益増加に大きく貢献した。2)同社の得意分野である企画から運営まで請負うクローズドキャンペーンでは当期も水準アップが見られ、同キャンペーン提案は年々受注件数が増加している。月間受注件数は128件と前期月間113件から顕著に増加し、東日本大震災の影響から脱し回復基調へと向っている。

  セグメント別に見ると、売り上げでは小売の不振が響いているが、Web取引で歯止めがかかりつつあり、商品の増加と別注製品が水準を維持したことで増収を確保した。利益面では別注製品・商品の粗利率がそれぞれ0.8ポイント、0.6ポイント向上し、全体の粗利率を0.4ポイント押し上げた。売り上げでは、製造業・小売業が前期を上回り1件当たりの取引金額が増加、粗利率は売り上げが伸びていない飲食・サービスも前期を上回った。

  また、地域的には関東、近畿が売り上げ、粗利率とも大きく伸びた反面、タイ洪水の影響が著しかった東海地区の減少が目立った。

■POP業界は連続減少から回復、同社シェアは3%を確保。施策焦点:「デザイン力・企画力など品質重視」ニーズへの対応!

  前期(11年8月期)~来期(13年8月期)の中期経営目標は、戦略的事業領域の確立による総合販売促進業No.1カンパニーを目指して、「売上高78億円、経常利益3億円、経常利益率3.8%、ROE6%以上」においているが、今期12年8月期は、震災の影響を業績に保守的に折り込み、次期3カ年計画「POP業界No.1確立」に向けた施策・布石づくりと位置づけ、来期目標を変えていない。

  こうした状況下、今下期(3月~8月)環境は、広告費は4媒体全て減少が予想される中、ネット広告の伸長並びにPOPの水準は維持すると見られる。10年度のPOP業界は前年度比5.9%増(出所:日本プロモーショナル・マーケティング協会)と2年連続減少から回復、同社シェアは3%を確保、キャンペーン告知用ニーズが高く、販促キャンペーンへの潜在需要が大きいが、価格だけでなくデザイン力、企画力など品質重視指向が高まっていることから、同社の目指す方向と合致すると見て期待している。

  売上高7,200百万円(前期比4.9%増)、営業利益110百万円(同138.7%増)、経常利益100百万円(同197.7%増)、当期純利益50百万円(前期0.6百万円)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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