【注目の決算発表】富士エレクは業績増益転換予想も利益確定売り交錯しもみ合い

2012年4月10日 13:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  富士エレクトロニクス <9883> は10日、6円高の1189円と続伸して寄ったあと、13円安まで下げて値を消すなど前日終値を挟みもみ合いを続けている。

  前日9日大引け後に2月期決算を発表、前期は、今年1月の下方修正通りに減益転換し、今期業績の増収増益転換を予想したが、割安修正買いと利益確定売りが交錯している。

  前期業績は、前々期比2%減収、11%経常減益、19%純益減益と落ち込んだ。個別半導体が、アミューズメント向けなどに減少し、集積回路も、東日本大震災やタイの洪水の影響を受け、FA機器や計測機器などの産業機器が、年後半の設備投資減速で伸び悩んだことなどが響いた。

  今期は、主力のFA機器や計測機器などが設備投資の回復で持ち直し、中堅・中小顧客の深掘りや新商流も寄与して増収増益転換を予想、純利益は、21億7000万円(同21%増)と増益転換して2011年2月期の過去最高(22億1800万円)に肉薄する。

  株価は、前期業績の2ケタ減益推移を嫌って1000円台固めが続き、今年1月の業績下方修正では、同時発表の期末配当の増配をポジティブに評価して年初来高値1281円まで200円高して高値もみ合いを続けてきた。下値にはPER7倍台、PBR0.7倍の割安修正期待も底流しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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