【話題株】200円接近の東電力、株価・経営両面とも厳しい局面、買残多い

2012年3月30日 14:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  超高水準の信用買残を抱える東京電力 <9501> は、7円安の208円と4日ぶりの反落。もっとも、前日まで3日間の値上り合計は終値ベースでわずか5円。この3日分の上げを1日で帳消しとする下げで動きはよくない。

  しかも、日足チャートは200円ラインへ近づいている。2月14日以降、200円台をキープ。仮に、大台を割るとチャートの形は極めて悪くなる。とくに、信用買残が昨年夏場頃から高水準に張り付いたまま。その平均買いコストも200円前後とみられる。この面からも大台を割ると厳しくなってくることが予想される。

  会長人事などが固まらない一方で資金繰りは急速に悪化している。増え続ける補償費用と廃炉費用、そして燃料費高騰。電気料金値上げもドタバタ状態。株価的にも経営的にも重要なところに来ているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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