富士フイルム、米超音波診断装置大手ソノサイト社を完全子会社化

2012年3月30日 13:59

印刷

 富士フイルムホールディングスは30日、携帯型超音波診断装置の米国大手企業SonoSite, Inc.(ソノサイト社、本社:ワシントン州)の買収にかかる全ての手続きを3月29日(米国時間)に完了し、同日付けでソノサイト社が富士フイルムHDの完全子会社となったと発表した。

 富士フイルムHDは、米国子会社の下に設立された買収目的子会社(SPC)を通じて、米国時間2012年1月17日より2月15日17時(米国東海岸時間)までソノサイト社の発行済普通株式に対する1株あたり54ドルでの株式公開買付けを実施した。その後、米国時間3月29日にソノサイト社の臨時株主総会を開催し、議決権の過半数の承認を得て、同日中にソノサイト社を存続会社とする同SPCとの合併を実行し、ソノサイト社を完全子会社化した。

関連記事