日産、ルノー車の輸入販売を行う新会社「ルノー・ジャポン」を設立

2012年3月28日 17:03

印刷

 日産自動車は28日、ルノー車の輸入販売を行う新会社「ルノー・ジャポン株式会社」を4月2日付で設立すると発表した。新会社には、現在日産トレーデイング株式会社が行っているルノー事業部門(以下ルノー・ジャポン)の事業がそのまま移行される。

 日本におけるルノー車の輸入販売事業は、日産トレーデイングが2006年にルノーから事業を引き継ぎ、ルノー・ジャポンとしてビジネスの合理化に取り組み、効率化を進めてきた。その結果、2010年からルノー車の販売台数は増加に転じているが、さらなる体制強化を目的とし、ルノー・ジャポンを日産自動車の子会社として独立させることとした。

 今回の取り組みは、今後更にルノー車の販売台数を伸ばしていくためには、日産自動車の販売戦略とのアライアンスシナジーを強化するとともに、販売戦略における意思決定を迅速に遂行できる組織体制が必要との判断によるもの。

関連記事