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【話題株】ライフネットは最高値水準でもみ合い、3月IPOは初値倍率31%と好出足
ライフネット生命保険 <7157> (東マ)は28日、30円高の1300円と急反発したあと、39円安と売られるなど今年3月26日につけた上場来高値1326円を前にもみ合いを続けている。
同社株は、今年3月15日に公開価格1000円で東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、資金吸収額が123億円超と過大で、今3月期業績も連続の赤字計上が予想されたことが嫌われて、初値を公開価格割れの930円でつけ上場来安値910円まで売られる不調な初値形成となったが、ネクソン <3659> (東1)の業績上方修正をキッカケにネット関連株が見直され、インターネット特化型の生命保険を展開、高成長を続ける同社にも関連株買いが再燃、公開価格比32%高とまさに「小さく産んで大きく育てる」展開となった。最高値水準では、確定売りも交錯している。
3月のIPOは、前日27日上場のベクトル <6058> (東マ)で予定の6社が終了、このパフォーマンスは、4勝2敗と勝ち越しとなり、初値倍率は31.6%と直近の昨年12月(10社IPO)の4勝5敗1分け、月間平均初値倍率15.9%からは好転、昨年2011年の年間平均倍率22.5%をも上回った。
3月の初値倍率トップは、公開価格(830円)比94%高のアイスタイル <3660> (東マ)だが、エムアップ <3661> (東マ)のように、公開価格1130円に対して1987円(76%高)で初値をつけたあと、セカンダリーで上場来高値3050円まで買い進まれる好パフォーマンスを示したIPO株も出ている。4月も、現在のところ6社のIPOが予定されており、全般相場の動向次第ではIPO投資が、新たな投資セクターとして浮上する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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