【話題株】東映アニメは期末配当倍増の増配で好配当利回り買いを強め高値更新

2012年3月23日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東映アニメーション <4816> (JQS)は23日、187円高の2115円まで買い上げられて3日続伸、昨年1月26日につけた昨年来高値2016円を一気に更新した。

  前日22日大引け後に今3月期期末の特別配当の増配を発表、期初予想の30円が60円(前期は特別配当30円込みで50円)に倍増の増配となることを受けて、好配当利回り買いと割安修正買いが増勢となった。

  期末配当は、今3月期業績が、昨年7月、10月、今年1月と3回も上方修正され売り上げ、経常利益が過去最高を更新し、純利益も29億円(前期比6%増)と予想していることから、株主利益の還元を図るために実施する。期初予想の普通配当30円に特別配当30円を上積み、連続の特別配当増配となる。

  株価は、東日本大震災後の昨年来安値1389円から業績上方修正のたびに下値を切り上げ、今年1月の再々増額に人気アニメ「ワンピース」の関連株買いが加わり1900円台を回復した。PER9倍台、配当利回り2.9%の割安修正が加速しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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