【商い増加銘柄】太平洋セメント商い活発続く、低位好業績で大型株の牽引役期待

2012年3月22日 12:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  太平洋セメント <5233> の出来高は前場1001万株と引き続き活発な商いが続いている。昨500~700万株の商いだった昨年暮れから、年明けと共に増加に転じている。昨年9月中旬頃の1億8000万株台の大商いに比べると少ないものの、今日の前場も東証1部出来高ランキング15位に位置する。

  (1)株価水準が180円前後と手がけやすい、(2)今3月期が営業利益64.3%増益、1株利益10.3円と見通しが良い、(3)配当も年1.5円増配の年4円とする。利回りが2.2%と好い、(3)復興関連で次期業績にも期待できる、ことなどが手がかり。   加えて、セメント株のなかでは抜群ともいえる人気性がある。「信用売り(空売り)は多くはないが、この株価水準と、材料なら空売りの力を借りなくても買方の力で十分に上値を追える」(中堅証券)。

  チャートでは200円に乗せれば2009年5月以来、ほぼ3年ぶり。しかも、250円前後までは真空地帯ということもある。「これまでのマーケットは日経平均1万円台回復など価格先行だったといえる。これから4~6月のマーケットは商いを意識した相場になるだろう」(同)。いきなり新日鉄というわけにもいかないから同社株あたりを大型株相場の牽引役に期待したという願いもあるようだ。仕込んでみるところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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