富士通、東西の地域SE会社を再編・統合 2つの統合新会社を発足

2012年3月22日 11:35

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 富士通グループは21日、東日本SE会社4社と西日本SE会社6社をそれぞれ統合し、2012年4月1日をもって「富士通システムズ・イースト」および「富士通システムズ・ウエスト」として新たに発足することを決定したと発表した。2つの統合新会社は、富士通グループにおける地域SE部門として、2009年4月に発足した富士通九州システムズとともに富士通グループのソリューション/SIビジネスの中核を担っていく。

 東日本においては、富士通システムソリューションズが存続会社となり、富士通北海道システムズ、富士通東北システムズ、富士通長野システムエンジニアリングの3社と統合し、「富士通システムズ・イースト」となる。

 また、西日本においては、富士通関西システムズが存続会社となり、富士通中部システムズ、富士通中国システムズ、富士通岡山システムエンジニアリング、富士通四国システムズ、富士通西日本アプリケーションズの5社と統合し、「富士通システムズ・ウエスト」となる。

 これにより、東日本、西日本、九州の3地域を中心とした地域SE体制を新たに構築。これまで地域SE会社各社に分散していた経営資源・ノウハウを富士通グループとして集約し、リソースの有効活用や開発投資の効率化につなげていく。

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