ローソン、24時間無料の無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」を全店舗に設置

2012年2月29日 18:53

印刷

「LAWSON Wi-Fi」サービスロゴ(画像:ローソン)

「LAWSON Wi-Fi」サービスロゴ(画像:ローソン)[写真拡大]

 ローソンは29日、スマートフォン用の無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」を、2012年4月末までにローソン全店舗(約9,000店)に導入すると発表した。Wi-Fi機器が設置済みの約6,000店で3月末より先行してサービスを開始する。共通ポイントカード「Ponta」を持っている顧客は、全ての携帯電話事業者が提供するスマートフォンなどのWi-Fi対応機器で、24時間いつでも無料で、利用時間の制限なく利用できる。

 「LAWSON Wi-Fi」は、KDDIとの業務提携により店舗に設置された公衆無線LAN機器を使用するもの。KDDI「au」ブランドのスマートフォンを持っている顧客は、「au Wi-Fi SPOT」のステッカーがある店舗でWi-Fiサービスを利用できる。また、NTTドコモの「docomo Wi-Fi」、およびソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット」の導入を順次開始する。NTTドコモのサービスは8月末までに約8,000店に、ソフトバンクのサービスは8月末までに約7,000店に、それぞれ導入を完了する予定。

 動画などの大容量データを簡単に送受信できるWi-Fiスポットが各店舗に設置されることで、出張や旅行などの外出先でも簡単に見つけることができ、いつでも手軽に利用できる。また、災害時などの携帯電話回線が混雑する状況でも、Wi-Fiを通じてインターネットにつながりやすい環境が整い、報道や掲示板など各種情報元へのアクセスが容易になる。今後、災害時に無料で利用できるIP電話の設置や、ローソンアプリ内に地域ごとの伝言板を設置することを検討していくという。

 さらに、店舗業務の一部にもWi-Fiを利用する予定。テレビ会議等のコミュニケーション円滑化や災害時における緊急情報の即時配信、店舗端末の無線化など、Wi-Fiとインターネットを通じて加盟店の店舗運営を支援していく。
 

関連記事