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【銘柄診断】カルソニックカンセイは尻上がりに収益が上昇、今期は増額が有力
記事提供元:日本インタビュ新聞社
カルソニックカンセイ <7248> は震災後の3月15日の255円を安値に上昇、8月2日の535円までほぼ一本調子の上げを見せた。その後は調整場面に入るが好業績をにらんだ押し目買いが流入し、高値圏で堅調な動きを続けている。
今2012年3月期については期初に210億円(前期194億7900万円)の好調な見通しでスタートしているが、それに沿った線で推移している。日産自動車 <7201> 向けにエアコンシステムやラジエーター、車内電装品が好調に伸びているため、今3月期第3四半期累計決算は営業利益146億7100万円と前年同期比2%減となり、通期の営業利益210億円の見通しは据え置いている。
ただ、四半期ベースでの営業利益は第1四半期24億円、第2四半期54億円、第3四半期67億円と尻上がりに増益基調が強まっており、アナリスト筋は今3月期増額、来期続伸を読む声が強い。PERは6倍台と圧倒的な割安水準にとどまっており、基本的には訂正高波動が続いていく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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