【銘柄診断】メンバーズはストップ高、株式分割を歓迎しSNS関連人気

2012年2月27日 12:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  メンバーズ <2130> (名セ)は27日、1万円高の6万1100円とストップ高まで買い進まれて続急伸している。前週末24日大引け後に株式分割を発表、歓迎してソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)関連人気を高め権利取りの買い物が増勢となった。

  株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約化行動計画」の趣旨に沿い、同社株式の売買単位を100株とする単元株制度を採用することを目的にしている。3月31日を基準日に1株を100株に分割し、4月1日を効力発生日に単元株式数を100株とする単元株制度を採用する。同社は業績も好調に推移している。

  今3月期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計業績、今年2月に通期業績をそれぞれ上方修正し、通期純利益は、1億9200万円(前期比42%増)と大幅続伸が予想されている。

  広告事業は、東日本大震災の影響で伸び悩んでいるが、Facebookページの制作・運用事業が続伸し、Facebookインテグレーションを積極推進していることなどが寄与している。

  株価は、昨年来安値2万8600円から昨年10月の2Q累計業績増額で底上げ、今年2月の通期業績増額で昨年来高値7万7900円まで買い進まれて半値押し水準の5万円台を固めていた。PERは8倍台と割安で、分割権利取り妙味を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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